トラウトタックル [フィッシング(道具篇)]
2月といえば、東海地方でも渓流の解禁です。3月には飛騨地方も解禁。
自分にとっては実際の天然もののルアーでのスタートは4月なんで、
そろそろ、準備をしなきゃ。
今年の渓流は上流、源流域で遊ぼうかなと思い、予てから探していた
ザウルスのトラウトスピン53とカーディナル33を手に入れた。
いつもの事ながら、ささやかな自分へのご褒美です。
トラウトスピンはザウルス最後の2003モデルのもので、つくづく、年月の過ぎるのが
早いなぁっと思う次第。
当時は仕事がとても忙しく、このロッドを手に入れても、とても釣りに行ける状態でも
なかったし、残念ながら、その年の終わりに、ザウルスは幕を下ろし、手に入れる事が
出来なくなってしまった。
ヤフオクなどでも、時々出品されるのを見てはいたんだけど、ようやくこのロッドが僕の
ところへやってきた。もちろん、中古だけど、大切に使われていたようで、程度も上々。
カーディナル33との相性も良さそう。
早く、春よ、来い!
そして、良い鱒たちと出会えますように。。。
ZEAL(ズイール) [フィッシング(道具篇)]
一時期は店頭でもお目にかかれることも少なく、中々買えなかったせいもあるか、
あまりたくさんは持っていないけど、柏木氏の人柄も釣りへの情熱も尊敬に値する
いいルアーメーカーだった。
中でも好きだったのがプランク。
シングルスウィッシャーの規範的なルアーだった。
恐竜(ザウルス)とともにトップウォーターフィッシングの世界を築いたメーカーだけに、残念である。
ABU アンバサダー コレクション 2 [フィッシング(道具篇)]
前回に引き続き、アンバサダー第2弾です。
今回はしりとり風に紹介します。
先ずはもうすぐバレンタインデーという事で、チョコ。
チョコといえば、5500ブラウンですよね。
年式は76年製。
元々は5000赤のハイスピードモデルとして登場し、5500赤でしたが、
どういう経緯かわかりませんが、このブラウンモデルが登場しました。
続いては、ブラウンのさらに亜種なのか?、アルマイト塗装の誤差なのか?
それともこの色を意図的に狙ったのか?4000Dです。
フットナンバーからすると74年製。
一般的には5500ブラウンと区別されコッパーと呼ばれている。
このリールの経緯も良くわからないのですが、サイズは5000番台なのに品番は
ナロータイプの4000番、しかもダイレクトドライブ。ハンドルフレームはボディ同色、
5500と同じくフラットノブのダブル。個人的にはとても好きで2台所有している。
お次はダイレクトドライブつながりのこの1台。
5000Dグリーンです。
このグリーンも色合いの個体差にばらつきがあるようで、青緑っぽいものもある。
後に出る5500Dはかなり緑らしい緑で、ベイトクリッカーもなくなります。
最後はベイトクリッカーつながりということで、5000B。
5000Bの赤には色々なモデルがあるようですが、スタンダードな5000赤とともに
歴史は長く、時代とともに波型と山形の2種類のカップが存在し、さらにロゴもそれに伴って
変遷する。そして型番の刻印にも「B」の有り無しもあるようです。
これは74年の山形、BigAのモデルです。
今日のアンバサダーしりとり紹介はこれまで。
CODE Moggie [フィッシング(道具篇)]
先日、出張先から帰宅するとザウルスキングさんから荷物が届いた。
CODEより待望のルアーが発売となった。シングルスウィッシャーのMoggie(モギー)。
そして、オレンジフィールドのバリサーファー.Jr。
シングルスウィッシャーのルアーが大好きな僕には久々の高揚感。
どちらのルアーにも共通するのがリアファットなボディ。
モギーについては昨年の発表当初より、発売を待っていただけに喜びも人一倍である。
まだ、スイムテストはしていないけど、十分期待できるオーラが伝わってくる。
そしてこのペラが凄いよ。シェイプ、重量、バランスが完璧である。
とにかくよく回る。指ではじくと延々回ってる。たぶん10秒近く。
リールで言えばアンタレスのスプールを指で回した時に感じたのと同じインパクトかな?
ジャークはもちろん、微妙なアクションにも敏感に反応しそう。
そしてフロントにカウンターウエイトを内蔵しているとのことで、首振りもバッチリ決まる。
カラーは4色。ホントは4色大人買いと行きたいところだけど、この2色で我慢。
タイガー、いい目をしている。
バニラボーン、シンプルだけど実力は十分。
このボスペラがホントいい仕事してる。
そして、オレンジフィールドのバリサーファーJrはビーチカラーをチョイス。
なんとも愛らいいカラー。
切り落としたフロントで首振りもさせやすそうです。
そして、ペラも先端にウエイトが乗り、強いバイブレーションを起こす。
どちらのルアーもダブルフック仕様。
最近つくづく思ううんだけど、リアペラへの干渉を防ぐ意味でもダブルフックは
とても有効だと感じる。
1年で一番寒い時期に言うのもなんですが、春がほんと待ち遠しい。
ABU アンバサダー コレクション [フィッシング(道具篇)]
友人のSURFACE CIRCUSさんに造っていただいたグリップに
僕のリールを色々載せてみた。
ヴィンテージのアンバサダーに関してはそれなりに収集してきたんで、今でもかなりの
台数は手元にある。
今回のグリップは山桜とポリッシュシルバーの明るいテイスト。
いったいどんなリールが似合うかなっと考えながらD80で撮影。
リールの細かな薀蓄は語り尽くされた感じもあるので、ここでは割愛しますね。
まずはアブの一番ベーシックな5000赤
シルバーのグリップとの相性は良い。
実はこのリールただの5000ではなく、ちょっとレア。
もちろん初期の4screwなのですが、スプールの軸が黒の太いもの。
色々と物色するうちに偶然に遭遇した1台、程度も上々です。
続いて、5000C黒
ちょっとグリップとのコントラストは高いですが、無難な組み合わせ。
この5000Cは波型でアイボリーショートハンドルのほぼMINT状態。
完全にコレクションものかな?
この他にも波型の5000Cでは最初期(たぶん1950年代後半)の4screwも
1台所有してます。
こっちは山形もMINTです。
実釣用では実力、人気とも一番の5500C
カラーコーディネイトはバッチリ。
1973年のbigA、シール品番です。この年式が人気なようですが、僕は74年のブルーグレーの
刻印がスキかな?
そして、大御所、5000デラックス
もちろん、初期の筆記体ロゴのデラックスです。
24K金メッキの風合いが大変美しい。
超レアな5500CDLとか5500シャンパンゴールドなんかよりも大好き。
このリールには黒いリールシートにマホガニーなどの濃い目のグリップが似合うかな。
まだまだ、いろいろありますが、今日はこんなところで、また次回紹介しますね。
グリップ [フィッシング(道具篇)]
友人のSURFACE CIRCUSさんに依頼していたグリップがついに完成し、本日届きました。
ザウルスのフィリプソングリップをベースに「山桜」でグリップとヘッドを、そして、金属部分は
贅沢にも鏡面加工で仕上げていただきました。
このグリップを握った瞬間、ピタッと手に吸い付くようにジャストフィット。
技術にも定評のある彼ならでは素晴らしい作品です。
材料や工具、工法にもこだわり、そしてなにより正確無比、素晴らしい精度です。
木の加工技術のさることながら、金属部分の鏡面加工もとても美しいです。
グリップエンドにはレーザーカービングを施し、自分の銘を刻んで頂きました。
とても粋な計らいに大感謝です。
僕の大切な宝物として、一生大事にします。
http://moon.ap.teacup.com/circus/
CODE SNOOKEY [フィッシング(道具篇)]
今年一年、バス釣りに関してはかなり不本意な結果なまま、シーズンを終えてしまいそうです。
年々仕事も忙しくなり、なかなか週末でも釣りに行く時間もとりにくくなっている。
もともと、僕の釣り人生の原点はやはり、バス釣りであったわけだけど、バスを始めてもう26年にもなる。
今年ほどバス釣りに行かなかったのは大学受験以来であろうか。
でも、その分、渓流にはそこそこ通った方かな?
そんな中でもルアーはぽつぽつと買ってはいるんだけど、気に入ったウォータールアーが
CODEのスヌーキー。一見、シンプルでスタンダードなペンシルベイト。
最近はスウィッシャーやノイジーがにぎやかで色々なビルダーからも意欲的に製作されている
けど、僕は元々トップはペンシルかポッパー系が好きで、オリザラとか、チャガースプークなんかで
よく釣っていました。あとはマグナムトピードなどシングルスウィシャーもかなり好き。
スヌーキーを使った感想はかなり正直、また多芸。ショートステッピン、ロングスライドどちらも
OK、暫く僕のBOXの中での定番になりそう。
クリア [フィッシング(道具篇)]
バスルアーの中でも好きなカラーは?っと言われれば、レッドヘッドが好きとか、パロット、
コーチドックとか、ホットタイガーとかポップなカラーが多いと思うけど、僕は何故かクリアが
好き。色を塗らなきゃルアーの楽しみも半減するかもしれない。
もちろん作り手の感性として、使ってて楽しいカラーという意味ではパロットなんかいかしてる
と思う。ヘドンやザウルスのカラーはみんな大好きです。
プラスチックルアーに限って言えば平凡なクリアには何故か触手がのびてしまう。
とりあえず店頭で見つければ買い続けて、気がつけばコルクボードいっぱいになるくらいの
クリアのルアーが集まってしまった。
クリアカラーがないものは自分で塗装をはがしてまでも作ったものもあるし。。。
古いヘドンのタフなルアーとかはさすがに手が出ないけどね。
皆さんはどんなカラーが好きですか?
マグナム トーピード [フィッシング(道具篇)]
ヘドンのルアーの中で、好きなうちのひとつが、この『マグナムトーピード』。
和訳すると『巨大魚雷』?シンプルなカタチでアメリカンな匂いがぷんぷんする。
比較的、狭いスポットでネチネチと首を左右に振らすことが出来るし、
比較的速いペースで、テンポ良く、探ることも出来る名役者です。
写真のは昔、買ったオールドですが、現行のものでも、ペラをオールドのような
直ペラに換えれば、特に変わりません。
近年オールドものはとても高く手が出ません。レアカラーなんてびっくりです。
サイズはこのほかに小さいサイズがベビーとタイニーの2種。
ベビートーピードのペラ音はこれまた、不思議とバスにとっても良く効きます。
ABU AMBASSADEUR RECORD 5000 [フィッシング(道具篇)]
今回、紹介するのはリール。自分の釣り道楽の中でもっとも思い入れが深いリールが
スウェーデンの赤い大使、『ABU AMBASSADEUR RECORD 5000』。
このリールの由来、薀蓄については色々な方がすでに本やWEBなどで研究、解説している
ので割愛しますが、自分がABUのリールをいろいろと収集にあたり、一番関心と思い入れが
強かったのがこのリールでした。
スウェーデンといえば、車としてはボルボ、サーブ、カメラはハッセルブラッド、家具などと
数々の銘工業品を産み出してきた国。デザインや性能もさることながら、やはり特筆すべきは
耐久性でしょうか。
RECORD 5000はABU社とって、ダイレクトドライブ式のリールが主流の中、初めての
フリースプール式のリールとして1952年に誕生し、1956年の後継機、5000の発売まで
のごく短期間にのみ製造されました。
RECORD 5000と5000には大きな機構の違いはなく、左プレートのロゴの刻印、
スプールの軸色くらいでしょうか。50年以上前のものであることと、製造期間が短いが故、
現存する台数も決して多くは無いでしょう。
ABUコレクターは皆、この美しいロゴに魅了してやまないのでしょう。
自分が所有しているものはRECORD 5000の中でもごく一般的なタイプですが、初期のプロトタイプ
には緑や黒のものもあり、本では見た事ありますが、これらの入手はほぼ不可能でしょう。
また、一般的な赤には最初期の1952-53にのみ製造された『MOD.SG』と刻印されたモデルもあります。
右側から見たRECORD 5000。アイボリーカラーショートハンドルとのマッチングが絶妙。
電着塗装の赤みがとても深く、外観の傷も少なく、コンディションがとてもよいです。
因みにこの写真はD80で撮影、ブツ撮りにも充分な画質です。