SSブログ

ABU AMBASSADEUR RECORD 5000 [フィッシング(道具篇)]

今回、紹介するのはリール。自分の釣り道楽の中でもっとも思い入れが深いリールが
スウェーデンの赤い大使、『ABU AMBASSADEUR RECORD 5000』。

このリールの由来、薀蓄については色々な方がすでに本やWEBなどで研究、解説している
ので割愛しますが、自分がABUのリールをいろいろと収集にあたり、一番関心と思い入れが
強かったのがこのリールでした。
スウェーデンといえば、車としてはボルボ、サーブ、カメラはハッセルブラッド、家具などと
数々の銘工業品を産み出してきた国。デザインや性能もさることながら、やはり特筆すべきは
耐久性でしょうか。
RECORD 5000はABU社とって、ダイレクトドライブ式のリールが主流の中、初めての
フリースプール式のリールとして1952年に誕生し、1956年の後継機、5000の発売まで
のごく短期間にのみ製造されました。
RECORD 5000と5000には大きな機構の違いはなく、左プレートのロゴの刻印、
スプールの軸色くらいでしょうか。50年以上前のものであることと、製造期間が短いが故、
現存する台数も決して多くは無いでしょう。

ABUコレクターは皆、この美しいロゴに魅了してやまないのでしょう。
自分が所有しているものはRECORD 5000の中でもごく一般的なタイプですが、初期のプロトタイプ
には緑や黒のものもあり、本では見た事ありますが、これらの入手はほぼ不可能でしょう。
また、一般的な赤には最初期の1952-53にのみ製造された『MOD.SG』と刻印されたモデルもあります。

右側から見たRECORD 5000。アイボリーカラーショートハンドルとのマッチングが絶妙。
電着塗装の赤みがとても深く、外観の傷も少なく、コンディションがとてもよいです。
因みにこの写真はD80で撮影、ブツ撮りにも充分な画質です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。